1974年8月14日、昭和天皇が乗車したお召し列車を、鉄橋もろとも爆破しようとした。しかし、決行直前に人に見られたため未遂に終わった。翌日韓国において、朝鮮総連メンバーが時の大統領朴正煕を暗殺しようとした事件が発生していた(文世光事件)。この事件の犯人文世光は、黒ヘルと多少の繋がりがあるとされるプロレタリア軍団傘下の高校生組織「暴力革命高校生戦線」出身の朝鮮総連活動家であった。「狼」は、文世光に呼応するために新たな爆弾テロに着手する。
そして8月30日、三菱重工業東京本社ビルで爆弾を破裂させ、8名が死亡、376人が負傷する大惨事(三菱重工爆破事件)が起きた。これは「狼」の予測をはるかに上回る惨事であったが、これをきっかけに新たに「大地の牙」「さそり」のグループが参入し、翌年5月まで連続企業爆破事件を起こす。
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「東アジア反日武装戦線」のメンバーとして最初に疑われたのは、当時アイヌ革命を唱えていた太田竜であった。しかしまもなく彼の潔白が証明された。公安警察は、太田の思想的人脈のどこかにメンバーがいると推定、彼が関係する「現代思潮社」「レボルト社」に狙いを定めた。そして、メンバーの斎藤和・佐々木規夫が浮上し、二人を尾行していくうちに芋づる式にグループ全体が把握されていった。佐々木は創価学会に入信し、毎日法華経をあげるなど熱心な学会員を装ったものの、公安の目をそらすことができなかった。
そして1975年5月19日、主要メンバー7人が一斉に逮捕され壊滅する事となった。その際、斎藤和は自殺する。一斉逮捕されなかった宇賀神寿一と桐島聡が指名手配をされるも逃亡する。
1975年12月25日より裁判が開始されたが、日本赤軍によるクアラルンプール事件やダッカ事件が発生、佐々木規夫と大道寺あや子(将司の妻)と浴田由紀子(斎藤の内妻)が超法規的措置により釈放され、日本赤軍に合流した。